2014年04月25日
フレンドシップ
大阪時代バイトで一緒だったおかちゃんとは、よく昼休みに百円のキャベツ焼きなど食べて貧乏をしのぎながら励ましあった。すべて時間給がつくバイトとはいえ今で言えば黒い企業で酷使されていたと言うべきだったろうか。
「もうだめだ、ラモちゃん、俺はもうここを辞める。」
「本気か?おかちゃん?」
明日からしゃべる相手がいなくなることにわたしは動揺した。
そんなわたしの不安をなだめるように、おかちゃんは優しく微笑み、
「体力の、限界。」
と歯切れ良く言葉を言い残すと、社長室に向かって行った。
その五分後「お前は千代の富士かっ!」と激高した社長の怒声が響き、
出てきたおかちゃんはわたしと目を合せることもなく、失格の烙印を押され凋落してしまった背中を見せて去って行った。
おかちゃん、君はなぜ社長をあんなに激高させてしまったのか?
携帯電話もまだ普及していない頃だったから、おかちゃんにそれ以来会うこともなかったし、その真相は分らない。こたえはかぜのなかさ。
わたしは自営業なので、時間が自由に使えるように思われそうですがそうでもなく、休もうと思ってもどうも仕事が気になって心から休めることはありません。好きなことを仕事にしているので苦にはなりませんが。
好きなことを仕事にしているのは同じでも、会社員の人たちが残業代無しで働かされる世の中にはそれでもなってほしくないなぁ・・・・・。
byラモ
「もうだめだ、ラモちゃん、俺はもうここを辞める。」
「本気か?おかちゃん?」
明日からしゃべる相手がいなくなることにわたしは動揺した。
そんなわたしの不安をなだめるように、おかちゃんは優しく微笑み、
「体力の、限界。」
と歯切れ良く言葉を言い残すと、社長室に向かって行った。
その五分後「お前は千代の富士かっ!」と激高した社長の怒声が響き、
出てきたおかちゃんはわたしと目を合せることもなく、失格の烙印を押され凋落してしまった背中を見せて去って行った。
おかちゃん、君はなぜ社長をあんなに激高させてしまったのか?
携帯電話もまだ普及していない頃だったから、おかちゃんにそれ以来会うこともなかったし、その真相は分らない。こたえはかぜのなかさ。
わたしは自営業なので、時間が自由に使えるように思われそうですがそうでもなく、休もうと思ってもどうも仕事が気になって心から休めることはありません。好きなことを仕事にしているので苦にはなりませんが。
好きなことを仕事にしているのは同じでも、会社員の人たちが残業代無しで働かされる世の中にはそれでもなってほしくないなぁ・・・・・。
byラモ
Posted by ひなびや at 22:20
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