プロフィール
ひなびや
ひなびや
固定種、自家採種の野菜の販売をしています。
京都の農業法人に5年勤め(夫)、2010年より新城にて夫婦ふたりの自営農業を始めました。
在来種や日本各地の伝統野菜を含めた固定種を、できるだけ自家採種をし、農薬、化成肥料は使わず、少量多品目でいろいろ作っています。
有機肥料を含めた肥料分にもあまり頼らず、ゆっくり時間をかけて栽培しています。
Eメール:info@hinabiya.com
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2016年04月07日

校庭酵母パン

ルーペや双眼鏡を持って
子供とその辺りの自然を観察するのが楽しい。

こないだもタンポポの綿毛や桜の花びらなどを
宝物のルーペでよく見てみた。

子供が
「桜の花びらに線がある!」
と言ったとき、
以前に聞いた話を思い出した。


花びらは葉っぱが変化したものである。
だから葉っぱのように水を運ぶ脈が通っている。

その脈の走り方は花びら一枚ごとに違う。
一つとして同じ脈の花びらはない。

この満開の桜の美しい色が、、
一枚一枚、違う様子の小さな花びらで出来ているなんて、
なんということだろう、と。
校庭酵母パン



三月の、三学期の終わりに、
学年で世話をしていた菜園を片付けたらしく、
パセリを持って帰ってきた。
学校に植えるとこがまだあるからお父ちゃん何か苗ちょうだい、と、
二学期にわたしの苗を
うちの子が略奪して持って行ったものだった。

ぱくっと食べてもいいが、
せっかくだからこれで酵母を起こしてみよう、
とやってみたのが春休みの始め。
校庭酵母パン

で、瓶の中が泡でぽこぽこしてきたのが、
三月の終わり。
校庭酵母パン

よし、じゃあここまで来たら、
上等のパンはパン屋さんで買うとして、
失敗してもいいから天然酵母パンをつくってみよう、
と思って元種を作り始めたのが四月の始め。

パセリ酵母パン、
いや校庭酵母パン、と言うほうが、
「吉田義男監督」みたいに口に出すと心地がいい。

さて、花びらを観察したその日に、
ついに校庭酵母パンを焼くことに。
校庭酵母パン

ここまで期待させといて失敗したら、
家族に気づかれないようにこっそり軽トラに乗って、
どこかでパンを仕入れてこなくてはならない。

そしてついに、
校庭酵母パン
春休み中、時間のかかった校庭酵母パンが焼きあがった。

校庭酵母パン
ちゃんとパンのようなものになりました。
よかった・・・。












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Posted by ひなびや at 22:31
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