ひなび舎だより　～たねとり農家のひなびた暮らし

今年も残りひと月となって
日めくりカレンダーもだいぶ薄くなってきた。

旧暦とか月の満ち欠けとか
今日はどうなのかが毎日見れて良いのであるが、
格言のようなものも載っててなかなか面白い。

「鉄は熱いうちに打て」
「時は金なり」
みたいに
「･･･ふうん。」
で終わってしまうものもあるけど（たしかに金言であるが）、
ときおり出てくるゲーテやガンジーの言葉には
寝起きで超テンションの低いわたしも
思わず眠たい眼を「カッ」と見開かずにはいられないときがある。

「空気と光と友人の愛　
　これだけ残っていれば　
　気を落とすことはない」（ゲーテ）

これは今年一番気に入ってる言葉で
手帳の表紙にも貼り付けてある。

何かのときにパクって、
「ラモの奴もなかなかいいこと言うな。」
と言われようとしていたのだが、
しまったつい書いちゃった。

ちなみに今日の日めくりの格言は、

「確信した事を
　成し遂げるだけの力は
　誰にも残っている」（ゲーテ）

である。
ゲーテさん、なかなかいいですね・・・


さて四年目に入った自家採種の聖護院大かぶ、

かぶらしくなってきました。
ちゃんと　かぶ　になってくれて嬉しいものです。
大かぶと言うと
大きなかぶの上に乗っかって「抜けない、どうしても抜けない・・・」
と奮闘していたお爺さんの絵本を思い出してしまいますが、
まぁそれはそれとして、
これはまだ中かぶ位の大きさですが、
成長途中のやわらかいかぶも好きなんですよね。
このかぶは葉っぱも柔らかくておいしいですよ。
収穫するときは地に足をつけて抜きましょう。






明日こそはきっとタマネギを植えてみせる。
自分とタマネギを信じることが大切だ。