2016年03月14日
三月の水
雨が降って寒い一日であった。
外の雨の音を聞きながら
ごはんとたくあんと味噌汁で昼飯を食べた。
食後に珈琲を飲みながら
ジョアン・ジルベルトを聴いた。
ジョアンの声とギターがあればいい。
余分なものは、要らない。
ごはんとたくあんと味噌汁と珈琲、
それに梅干しがあれば、
人生をサバイヴするのには、十分だ。
余分なものは、要らない。
そう思った。
これからは優美にエコでオーガニックなライフをしていくのだ、
しっとりと降る雨を眺めながら、そう思った。
もうお下劣な事は二度と考えない。
エコでオーガニックなライフをするのだ。
常日頃わたしに労働力を搾取されているテントウムシ君も、
そう思ったに違いなかった。
今朝のことを思い出していた。
可燃ごみの収集日だったので、
ごみを袋にまとめて、
軽トラに乗って収集所に出しに行った。
肝心のごみを軽トラに載せるのを忘れていた。
わたしもついにこの境地に立ったか、
そう思った。
そのうちズボンをはくのを忘れて直売に行ってしまい、
「オーガニックな野菜ですから、安心・安全ですよ。」
などとやってしまったら、誰も買ってくれないだろうな、
冷たい雨を見ながら、そう思った。
余分なものは、要ら・・・
あっ、逃げちゃった。
外の雨の音を聞きながら
ごはんとたくあんと味噌汁で昼飯を食べた。
食後に珈琲を飲みながら
ジョアン・ジルベルトを聴いた。
ジョアンの声とギターがあればいい。
余分なものは、要らない。
ごはんとたくあんと味噌汁と珈琲、
それに梅干しがあれば、
人生をサバイヴするのには、十分だ。
余分なものは、要らない。
そう思った。
これからは優美にエコでオーガニックなライフをしていくのだ、
しっとりと降る雨を眺めながら、そう思った。
もうお下劣な事は二度と考えない。
エコでオーガニックなライフをするのだ。
常日頃わたしに労働力を搾取されているテントウムシ君も、
そう思ったに違いなかった。
今朝のことを思い出していた。
可燃ごみの収集日だったので、
ごみを袋にまとめて、
軽トラに乗って収集所に出しに行った。
肝心のごみを軽トラに載せるのを忘れていた。
わたしもついにこの境地に立ったか、
そう思った。
そのうちズボンをはくのを忘れて直売に行ってしまい、
「オーガニックな野菜ですから、安心・安全ですよ。」
などとやってしまったら、誰も買ってくれないだろうな、
冷たい雨を見ながら、そう思った。
余分なものは、要ら・・・
あっ、逃げちゃった。